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栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
走るために生まれた BORN TO RUN
走るために生まれた BORN TO RUN_e0181546_16114493.jpg何時頃からかは覚えていないし、どこまで遡る昔かはわからないけど、昔の人は現代人より早く走れたのではないかと、根拠も無く思っていた。例えば江戸時代の飛脚なんてのは、今のマラソンランナーより早く走れたんじゃないか。ただし、大分以前にはなるけれど、ネットで当たった限りではそんな記録は出てこない。ただ古武術の甲野善紀氏に関連する本を読むと、「伝説」としていくつかの話が出てくる。

一例を挙げると、仙台藩に源兵衛さんという早駆けの達人がいて、早いときは江戸から仙台まで陽のあるうちに着いてしまったとか。東京・仙台間というと350kmほどらしい。陽のあるうちにというのも、夏至の辺りだと14時間ほどあるから、それで単純に割ると時速25km。マラソンの42.195kmを2時間6分で走ると時速は丁度20kmになる。世界記録は2時間3分台に入っているが、それでも平均時速は20.5kmほど。「伝説」なので信じるか信じないかという問題はあるけれど、私は本当なんじゃないかと思っている。

以前テレビで、中南米だったと思うが、矢鱈に長い距離を走る民族がいるというのを見た。その時、どれくらいの距離をどれほどの時間で走っているのか知りたくて凝視していたけれど、その点については何もなかった。見落としかもしれないけれど、もしかしたらあまりに早すぎで「放送倫理コード」に引っ掛かったんではと疑った(笑)。

最近、「走るために生まれた」という本があると聞いて、早速読んでみた。面白かったです。以前テレビで見たのもこの民族のことだったようですが、米国との国境に近いメキシコ領の銅峡谷呼ばれる奥地に住むタラウマラ族が出てくる。

彼らと足自慢の「文明国」人との競い合いの話、シューズメーカーに対する批判、そしてなぜ人間が二足歩行を始めたかの仮説の3本柱になっている。それぞれ面白かったけれど、とくに最後の二足歩行に関する仮説にとても興味を惹かれた。

それを書くつもりでPCに向かったのだけれど、ここまでで既に力尽きました(苦笑)。
by kurijin-nichijo | 2011-11-13 16:47 | 歩行術・古武道
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