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栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
ナンバ歩き考/やっぱりこれは事件です
ナンバ歩き考/やっぱりこれは事件です_e0181546_22165239.jpg早く書こうと思ったけど、あれこれで遅くなってしまいました。
9月25日(日)と26日(月)に一泊で従兄弟達と年一度の山歩きに。標高2000mのランプの宿「高峰温泉」に1泊して、初日は水ノ塔山から東籠の塔山に抜けて池の平湿原に降りるコース、2日目は表コースでトーミの頭から黒斑山に登り、中コースで降りるコース。

従兄弟連は山登りの重装備で、それなりにいろいろ考えたつもりではあるけど私だけ軽装備。我が履物は上記の写真のウエーブリバイブⅡ。
(http://www.mizuno.jp/walking/event/w_revive/)
わらじの要素を取り入れたサンダルのようなウオーキングシューズ。おそらくこのほうが登山靴より歩きやすいのではと試してみたが、実に軽快。従兄弟たちにも心配されたけど、つま先が足の指にぶつかることもなく、何の支障もないまま歩けました。

ナンバ歩き考/やっぱりこれは事件です_e0181546_2235313.jpg当初の見込ではハイキング+αくらいの楽なコースと判断していたのだけれど、実際は岩ゴロゴロで登りも急な所もある。部分的には手も使って登らざるを得ない所も。従兄弟たちは喘いでいたのだけれど、私一人は平気の平左。息もそんなに切れない。

2日間を通じて、本人もビックリなのは、とにかく筋肉痛は一切無い。日頃なるべく歩くようにはしているものの、別に毎日歩いて鍛えているわけではない。一昨年の箱根旧道登り、昨年の尾瀬歩きの時はなんでこんなに上りが楽なんだろうと思ったけど、今回はもう日頃心がけている「ナンバ歩き」の入口には辿り着いていることは間違いなさそうだと確信しました。

とにかく腿の前の筋肉(大腿四頭筋)や脹脛に一切筋肉痛が無い。これは自分にとっても「事件」でした。そこに筋肉痛がないということは、その部分を使っていないということになる。これはナンバ歩きを学ぶ中で目指していること。

条件は良かったのかもしれません。
日頃平地を歩くと、どうしても早く歩きたくなり、結果的に後ろ足で蹴り出す形からなかなか抜けられない。今回は基本的に坂を上っているのと、しんがり、ないしは後ろから2番手で歩いていたので、従兄弟のペースに合わせてゆっくり歩けばいい。件の履物で足裏全体で接地する感触を確かめながら歩ける。上りも下りもなるべく段差が少なくなるルートを選んで、そのためには一歩でも二歩でも増やして歩くことを心がけていた。結果、ある程度理想的な歩き方が出来ていたのかもしれません。

そのせいか平らなところが少しでも続くと小走りしたくなる。途中、写真を撮っていたりして少し遅れたときは実際そうしてみたし、山を降りてきてもう終点間近と感じられるところまで着いた時もそうしてみたけど、実に爽快。何時までも走り続けていたいような気分でした。

ただし、服装はやはり考えが甘かった。まだ9月、少し高い所とはいえ、長袖は着てるし、その上にトレーナー、または薄手の綿のジャンパーのどちらかを着れば充分だろうと思ったら大間違い。両方来ても寒いくらい。ただ動いていれば身体は問題ないレベルでしたが、初日の15時頃、池の平湿原周辺ではとくに足が冷たかった。そこから宿まではゆっくりした下りなので、それこそ小走りで行って、早く温泉に浸かりたいくらいでした。これは失敗談であります。
by kurijin-nichijo | 2011-10-04 23:16 | 歩行術・古武道
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