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栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
アーヴィン・ラズロ博士の著書 その2
アーヴィン・ラズロ博士の著書 その2_e0181546_1714867.jpg今回読んだのは次の3冊。

■「叡智の海・宇宙」 2005年刊
 ~物質・生命・意識の統合理論をもとめて

■「カオス・ポイント」 2006年刊
 ~持続可能な世界のための選択

■「CosMos」 2008年刊

「叡智の海・宇宙」はサイン入りで持っていて読んだこともあるが、他の2冊は知人二人から借りて初めて読んだ。順番は「カオス・ポイント」、「CosMos」、そして「叡智の海」再読。

なぜ読んでみようと思ったかというと、著書を貸してくれた二人が「ラズロ博士が生まれ変わりを認めた」と、若干時間差を置いてだけど、言っていたこと。

書いてある内容が理解できないにも拘らず衝撃を受けた本に「魂の再発見」がある。AとBという人がいたら「意識」はそれぞれ別個に存在すると思うかも知れないが、もしかしたらその上に個を超えた一つの意識しか存在しないのではないか、という話。読んだ当初は「なんのこっちゃ」状態で、「?」がたくさん頭の中を走り回っていた。

その後、「フィールド~響き合う生命・意識・宇宙」を読んで、宇宙のある一点に現在・過去・未来の全ての情報を記憶している「場」の存在が理論的に想定されるらしいと知った。現実にそういう「場」の存在を確かめた人はいないわけだけれど、もしそういう「場」が想定されれるのであれば、過去世記憶というのは「輪廻転生」を前提としなくても成立するのではないかと思った。

この本の中にもラズロー博士がそう言っているとの話もあり、「叡智の海」でそう言われているのを確認したつもりでいた。以降の著書を読んでいなかったので、その後ラズロ博士の見方が変わったのかどうか確認したかった。

「CosMos」で臨死体験や死後通信、生まれ変わりにも具体的に触れている。これを読んだ人は「ラズロ博士が輪廻転生を認めた」とも取れるでしょうね。ただ私としては、臨死体験、死後通信、生まれ変わり等のことをオカルト的なこととして排除するのではなく、それを示す事例が多く有るのだから、どうしてそういうことが起こるのかを科学的にも検証しなくてはいけない、と言われているように思いました。

宇宙の記憶の「場」はゼロポイントフィールド、量子真空場とか呼ばれ、ラズロ博士は「Aフィールド」(アーカーシャ・フィールド)と呼ぶが、そこに全記憶がホログラム的に記録されているという。過去世記憶もその「記憶」にどう、そして何処にアクセスするかという問題である、という見解なんだと思う。この辺はやはり「叡智の海」に書かれていた。

ただ「Aフィールド」が実在するのであれば、という条件はあくまで付くわけで、それが証明されるまでは、一つの可能性ということにはなるでしょう。

とにもかくにも私の頭では到底理解できない世界の、理解できたかもしれないと思えるほんの一部分のお話でございました(苦笑)。
by kurijin-nichijo | 2011-02-08 18:08 | 地球交響曲
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