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栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
「エレナ~我が心のアフリカ象」
「エレナ~我が心のアフリカ象」_e0181546_92709.jpg来週来日されるダフニー・シェルドリックさんの著書。発売された時に買って、間違いなく持っているはずなのだけれども、どうしても見つからないので、やむなくまたAMASONの中古本サイトで買うことにしました。そういえばジェーン・グドールさんの「森の旅人」も行方不明だ(苦笑)。

標記の本はもう在庫はないようだけれど、涙なしでは読めない本。ダフニーさんとその夫・ディビットさんが続けてきた、象に限らず、密漁等のために孤児となった動物たちを育て、野性に返す活動の経緯を書いたものだ。

人間がやむなくであろうと「保護」してしまうことと「野性に返す」ことのそれぞれの難しさも描かれる。難しさだけでなく種を越えた動物たちの微笑ましい交流もあったりする。

孤児たちのリーダーとなった象は、自分たちの習慣をおせっかいにも他の動物にも「強制」する。象は太陽から皮膚を守るためなどから泥んこ遊びをする。象には欠かせない生活習慣な訳だけれど、そういう「生活習慣」のない、例えばダチョウにも無理やり「奨める」。泥だらけになったダチョウは憮然と立ち尽くす、というような、想像すると思わず笑っちゃうような話も出てくる。

ダフニーさん夫妻が最初に育てたサムソンという象。とくにディビットさんの思い入れの深い象だ。時期が来て、野生に返そうとした時の様々なトラブル。そしてデイビットさんとサムソンとの間に起きる衝撃的な結末。私はボロボロ涙を流しながら、満開の桜の下を歩いた記憶があります。

そのダフニーさんの話が聞ける機会がやってきます。

地球交響曲20周年記念イベント 「母なる星のゾウとクジラのお話」

詳しくは下記を参照してください。
http://www.gaiasymphony.com/
by kurijin-nichijo | 2010-11-12 10:03 | 地球交響曲
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by kurijin-nichijo
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