唐招提寺
昨日、仏像に興味を持った原点のことを書いたので、その流れで今回はお寺について。
お寺に興味を持った原点は法隆寺。いまでも大好き№1のお寺ではあるけれど、これは教科書で知って憧れたお寺。
これに対して唐招提寺は自分で見つけたお寺という印象を強く持っている。
もちろん「天平の甍」で著名なこの写真の金堂のことは教科書で知っていた。それを観に行ったわけではあるけれど、詳しい知識も持たず、漠然と境内に入った私には意表をつくものが二つあった。
一つ目はこれ。突然インドにワープしたかのような錯覚に陥る。今は露天になっているけれど、元はちゃんと覆屋があったという「戒壇」。僧侶に受戒するための施設で、公的なものとしては奈良東大寺、下野薬師寺、大宰府の観世音寺の3箇所に設置されていた。唐招提寺のものは私設の戒壇ということになる。しかしどうです、この存在感。
そしてもう一つはこの鼓楼。金堂の向かって右奥にある建物。物凄く美しく見えて、初めて観たのに心の中で「国宝だ!国宝だ!」と叫んでいました。後で調べたら、鎌倉時代に建てられたものだとのことでしたが、直感を裏付けるようにまさに「国宝」でした。白壁と柱や屋根の黒との対照が素晴らしい。
この二つの「発見」で、唐招提寺は自分で見つけたお寺、という位置づけになっています(笑)。
10年ほど前でしょうか、平成の大修理中に唐招提寺に行ったことがあります。金堂は観られないわかっていたのですが、鼓楼は観ることができるだろうと入ったら、ダメでした。これで拝観料を取るのかと嘆きましたけど。
あと唐招提寺で好きな風景は、もちろん金堂正面もありますが、この角度も大好きです。
お寺に興味を持った原点は法隆寺。いまでも大好き№1のお寺ではあるけれど、これは教科書で知って憧れたお寺。
これに対して唐招提寺は自分で見つけたお寺という印象を強く持っている。
もちろん「天平の甍」で著名なこの写真の金堂のことは教科書で知っていた。それを観に行ったわけではあるけれど、詳しい知識も持たず、漠然と境内に入った私には意表をつくものが二つあった。
一つ目はこれ。突然インドにワープしたかのような錯覚に陥る。今は露天になっているけれど、元はちゃんと覆屋があったという「戒壇」。僧侶に受戒するための施設で、公的なものとしては奈良東大寺、下野薬師寺、大宰府の観世音寺の3箇所に設置されていた。唐招提寺のものは私設の戒壇ということになる。しかしどうです、この存在感。
そしてもう一つはこの鼓楼。金堂の向かって右奥にある建物。物凄く美しく見えて、初めて観たのに心の中で「国宝だ!国宝だ!」と叫んでいました。後で調べたら、鎌倉時代に建てられたものだとのことでしたが、直感を裏付けるようにまさに「国宝」でした。白壁と柱や屋根の黒との対照が素晴らしい。
この二つの「発見」で、唐招提寺は自分で見つけたお寺、という位置づけになっています(笑)。
10年ほど前でしょうか、平成の大修理中に唐招提寺に行ったことがあります。金堂は観られないわかっていたのですが、鼓楼は観ることができるだろうと入ったら、ダメでした。これで拝観料を取るのかと嘆きましたけど。
あと唐招提寺で好きな風景は、もちろん金堂正面もありますが、この角度も大好きです。
by kurijin-nichijo
| 2010-09-14 12:06
| 世迷言