栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
『見えない世界の科学が医療を変える』(長堀優著)からの示唆

e0181546_10413483.jpg正心調息法のやり方を皆さんにお伝えするに当たって、私の理解の仕方から言うと『大健康力』という著書に書かれていることをベースにするのがいいのでは、と常々思っています。

その本で塩谷博士は高山病を例に挙げて、酸素を摂取することの重要性を説かれています。人間が生存するために必要な「呼吸」、すなわち酸素を摂取するという行為が、あまりに当たり前のことであるために、その重要性を認識できていない、とのことです。

この方向から皆さんにお伝えしたいと思いつつ、なかなかできないでいます。 当たり前の行為以外のところで、人間が酸素を摂取することが、人間の身体や健康にどう役立つのかと言うことが分からなかったからです。

最近、知人でもあり、「愛ある医療」という講演等の活動されている長堀優医師が『見えない世界の科学が医療を変える』という本を出版されました。

その中で1931年にノーベル医学生理学賞を受賞した オットー・ワールブルグ博士の説が紹介されています。

がん細胞の発生の根本的な原因は「嫌気的な環境」、つまりは酸素の少ない環境にあると。がん細胞は酸素の少ない環境下でも、 多量のブドウ糖を分解することでエネルギーを産出し、 生育することができるのだそうです。

高地でなくとも、人体の中では低酸素環境は稀にではなく起こり得る。

その原因の一つはストレス。
交感神経が極度に緊張すると血液循環が悪化し、結果、組織への血流が下がり酸素が供給不足になる。

もう一つは、環境悪化に対する生体組織の反応。
酸素不足に対応するために、ブドウ糖代謝によるエネルギー産出を開始する。 細胞側からみると、がん化すれば、その特質を利用して、酸素供給の低下による低酸素状態に耐えやすくなる。

となれば、以下は私の勝手な推測ではありますが、深い呼吸をして酸素を大量に体内に取り込めれば、「がんが治る」とは言えないにしても、細胞自体ががん化を選択する必要がない環境を作れるのかもしれません。つまりは、がんに成り難い体内環境を確保できるのかもしれません。

さらには一度がん化してしまった細胞が、ああ、こんなに十分な酸素をもらえるのなら、普通の細胞に戻ろうか」なんて考えるかも知れません。

『大健康力』をベースにしてお伝えするということへの、一つの切り口が見えてきたような気がします。
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by kurijin-nichijo | 2013-12-31 10:51 | 正心調息法
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