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栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
どこまでが盗撮?
どこまでが盗撮?_e0181546_9512210.jpg先日テレビのニュースで「盗撮」を取り上げていた。だけどそのうちの一つは?????????くらいの取材だった。

浅草サンバカーニバルでビデオカメラを持って不審な動きをしている男性を取材陣が「盗撮」する。その男性は踊り子たちの下半身だけ撮影しているようだ。取材陣が「盗撮じゃないんですか」と問いかけると逃げ出す男性。なんでその映像を取材陣が持っていたのか忘れたが、それを見せられた当の踊り子は「嫌ですねぇ」とコメント。

求められたら、なんか言わにゃいかんのだろうから、踊り子さんのコメントはともかくとして、このケースは果たして「盗撮」に当たるんだろうか。ネットで画像を探してみたら、たくさんの、しかも肖像権も何もないくらい個人が特定できる、露出度の高い画像が出てくる。個人を特定できない画像を選ぶ方が難しい。

「高」露出度の全身を撮影すると許される撮影で、部分だけを撮影すると「盗撮」だという理屈は成立するのだろうか。ここに掲載した写真、女性はほぼお知り丸出し。カメラやビデオを持っている人たちがたくさん。女性はどう見ても「撮られる」ことを意識している。

実際、盗撮の問題がいろいろ有るのは聞いています。

もう10年以上前、もしかしたら20年にはなるかもしれませんが、新宿中央公園のじゃぶじゃぶ池に有った注意書きに「何で!?」と思ったことがあります。「写真撮影禁止」とある。子どもたちが遊んでいるところの写真をなぜ撮ってはいけないのか、どうしても気になって係りの人に聞いてみた。
そしたら、もちろん親が子の写真を撮ることには問題ないのだけれど、子どもの裸の写真を撮ってネットで販売するような連中がいるのです、って言う。

また地元や学校の催しの関係等々でお母さんたちが公園等の公の場で手伝いをしていると、カメラを持って集まってくる輩がいるという。そんなお手伝いでお母さんたちが水着になったりすることはないだろうに、なにを撮るんだろうと思ったら、チラッと見える胸の谷間とかを狙ってくるんだそうだ。

「趣味趣向」も広がりすぎて一筋縄ではいかない時代では有りそう。そのことは頭に置いておく必要はあるでしょう。
でも浅草サンバカーニバルでの事例は、「捏造」ではないけれど、マスコミ側のほとんど「やらせ」に近い取り上げ方ではないのか。「盗撮」の厳密な定義は知りませんけど、撮られる側が意図しない構図で無許可で撮られてしまう、ということとすると、この事例は当てはまらないのでは。
自分たちの番組に都合の良い取材をしただけのように思えてしまいます。そんな取材者に「下半身だけ撮影」者を「盗撮者」呼ばわりする資格はないのでは。
by kurijin-nichijo | 2011-01-08 10:49 | 時事
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