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栗栖増人来兵衛日乗

いろいろやりすぎて収拾のつかない栗栖増人来兵衛の好き勝手な日記
箱根旧街道
箱根旧街道_e0181546_18592472.jpg先週金曜は大学の同窓会で箱根湯本へ。一昨年も箱根湯本だったので2年振り。駅に着いて「あれっ!?」って思ったのが、改札口に行くのにエスカレーターで1階上ったこと。2年前は改札はホームと同じ平面にあった記憶が。そしたらまだ竣工には至っていないものの、駅舎がほぼ出来上がっていたんですね。後で聞いたけど、改札をた出た構内にあるパン屋さんは有名なんだとか。帰り掛けに覗いてみようかと思ってたんですが、帰路は同級生の車に同乗してしまったので、そのままになっちゃいました。

箱根旧街道_e0181546_1963414.jpg集合は夜なので、昔から一度は行ってみたいと思っていた箱根旧街道を歩くことに。最初は芦ノ湖の方から降りてこようかと思ったんだけれども、荷物が有るのでもともと旧街道沿いにある宿に荷物を預けてから出かけた。

写真は宿から少し上がった湯元ホテル近辺の石畳。ここの入りっ口はわかりにくく、一度上のほうまで行って、案内図をよく見直して、もう一度戻ってようやく発見。そこを過ぎるとアスファルトの一般道が続く。細くて通行量も少ない道だと勝手に判断していたけど、意外や意外、人はいないけれど車は多い。当然カーブも多く見通しがよくないので、充分に気をつけながら歩く。

所々一般道から離れて旧街道に入るという感じ。基本的に上りなわけだけれども、ちょっと勾配がきついところはいろいろと名前が付いている。女轉坂(おんなころばしざか)なんてのは、勾配がきつくて女性は転びがち、っていうような意味なんだろうけど、なんか女性を蹴飛ばすようなニュアンスですなぁ、現代では(笑)

「猿滑(さるすべり)坂」なんてのもあって、その直後に「猿に注意」なんて警告板が出てくる。ここは「猿は注意」だろう、などと突っ込みを入れながら、ひたすら上る。

箱根旧街道_e0181546_19295129.jpgいちおう「ナンバ歩き」などを身に着けようと細々とやっている関係か、本当に上りは楽。もしかしたら相当身に着いてきたんじゃないかなどと自惚れそうな快調さ。しかしさすがに昔から道中一番の難所いわれていた橿木(かしのき)坂は、九十九折の旧街道七曲り坂を直登する階段が続く。ここはきつかったですね。なんでしょう、階段の段差に合わせなければいけないのと、スロープだと自分の歩幅で行けることの差なんでしょうか。

甘酒茶屋で一休み。数量限定なんて書いてあった上の写真の「くろごまきなこ餅」を食べて、元箱根を目指す。

箱根旧街道_e0181546_19485293.jpgここからが観光客も多い、よく紹介される「箱根旧街道石畳」なんですね。橿木坂辺りまではほとんどすれ違う人もなく一人旅でしたが、甘酒茶屋からはけっこうたくさんの人がいました。

最後は芦ノ湖への下りとなって、元箱根に到着。12時40分過ぎに宿を出て、15時半前には着きましたんで、休憩も含めて3時間弱という行程でした。下りは時間の関係もあって旧街道経由のバスに乗って宿近くまで、約30分ほど。料金は200~300円程度かな、高くとも400円くらいだろうと思ってたら、なんと800円でした。箱根の山のバスはけっこう高いんですねぇ。

でもこのコース、距離、勾配等も含めて、私にはぴったりのコースだったようです。
同窓会を毎年箱根でやって、毎回このコースを上るってのもいいかもしれません(笑)
by kurijin-nichijo | 2009-10-18 19:10 | 歩行術・古武道
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